2012年頃の暴騰テンバーガー銘柄
リーマンショック後の不況、それに追い討ちをかけるような震災と原発事故。
日本の株式市場にも、当然影響を受け全面安だった時代。
その中でも安定的に成長し、業績を上げていった企業が数社あります。
今回は、リーマンショック後の数ヶ月間で株価が底を打ち、そこからのテンバーガーをまとめてみました。
いわゆる、のび太銘柄です。
そう呼ばせて頂きます。
私を億トレーダーに成長させてくれた愛すべき銘柄
セリアとジェイアイエヌの紹介です。
この銘柄を選んだ理由も単純です。
後ほど、のび太銘柄の選び方を紹介します。
※株価はすべて終値、分割調整後。
桧家ホールディングス(1413) 株価14.7倍
エコハウス中心に規格型注文住宅の請負・施工。東京周辺で分譲住宅。
断熱材「アクアフォーム」+ソーラー発電+オール電化を採用した省エネ効果の高い注文住宅の販売が好調。住宅エコポイントなど国の政策の後押しもあり、2011年12月期は前期比で売上高+29%、純利益+95%を達成。
■株価
2008年10月10日 61円
2012年8月10日 900円
→ 株価は14.7倍に。
コシダカホールディングス(2157) 株価17.2倍
「カラオケ本舗まねきねこ」を直営展開。関東中心に全国規模。フィットネスFC「カーブス」運営。業態的には成熟産業であるカラオケボックスで、商圏人口の小さいエリアでの出店・集客ノウハウを武器に着実にシェアを伸ばす。第二の柱として育てているフィットネスも好調。
2007年より5期連続で増収増益中。今期も増収・営業増益の見込み(ただし前期計上した負ののれん発生益の影響で純利益は前期比で減少の見込み)。
■株価
2008年10月10日 133円
2012年8月10日 2295円
→ 株価は17.2倍
セリア(2782) 株価13.6倍
100円ショップ2位。
同業他社に先駆して全店舗にPOSを導入。
POSデータを元に高精度な発注予測ができるシステムを構築。店舗側で在庫をほとんど持たない。
POSから得られた販売データは取引先メーカーに全て開示し、商品開発に役立てる。
2009年3月期の営業利益15.51億円から2012年3月期は営業利益77.22億円と約5倍に。
■株価
2008年10月10日 87円
2012年8月10日 1188円
→ 株価は13.6倍
ジェイアイエヌ(3046) 株価41.6倍
アイウェア(メガネ)販売「ジンズ」ブランド展開。
均一料金、豊富なカラーバリエーションを提供するなど販売方法も工夫している。
このような施策が功を奏して2008年、2009年の連続赤字から業績V字回復。
メガネ業界にユニクロのようなSPAモデルを適用しようとしている。
■株価
2009年2月18日 41円
2012年8月10日 1706円
→ 株価は41.6倍
VTホールディングス(7593) 株価11.6倍
ホンダ系ディーラー。日産車も扱う。
赤字経営の自動車ディーラーを買収し、当社独自の自動車販売のノウハウで営業効率の最適化を行い、黒字転換させるということを繰り返すことで、売上・利益を伸ばしている。
■株価
2009年4月2日 55円
2012年8月10日 638円
→ 株価は11.6倍
いやー、夢がありますね。
2016年現在も株価は更に上昇しております。
どれも2008年頃には知られてる会社です。
いま現在も、のび太銘柄が眠っているでしょう。